スタッフ
事業推進担当者
古尾谷知浩 准教授Furuoya Tomohiro
博士(文学)
略歴 :1967年生
東京大学文学部第二類(史学)国史学専修課程卒業(1990)、同大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了(1992)、同大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学(1995)、奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部調査員(1995‐1999)、名古屋大学文学部助教授(1999)、同大学大学院文学研究科助教授(2000)
gCOEプログラムでの研究内容
専門は日本古代史。研究の柱は二つある。一つは律令国家研究、一つは出土文字資料研究である。
律令法や国家支配の実際の構造と、社会の実態との関係の解明は、大きな課題である。
この課題に迫るためには、中国の律令を模範として制定された日本の律令と、律令法を実際に運用していく中で生成した格式などの附属法令、或いは律令注釈書などの分析は必須であるが、さらに、制度を実行する際に生成する一次史料、特に従来検討が手薄であった出土文字資料を相互に検討する必要がある。
律令国家が生んだ法制史料と行政文書は、社会の現実と対峙していく中で、双方向的に影響し合いながら変容していく。この歴史的展開過程を明らかにすることで、社会の実態や、律令国家支配の質や限界が見えてくると考えている。
主な研究業績
著書
『律令国家と天皇家産機構』2006年、塙書房、1~383頁
『漆工房と漆紙文書・木簡の研究(平成16~18年度科学研究費補助金研究成果報告書)』2006年、1~269頁
論文
「文献史料からみた古代における土器の生産・流通」(義江彰夫編『古代中世の社会変動と宗教』2006年、吉川弘文館、2~40頁


