スタッフ|名古屋大学グローバルCOEプログラム|テクスト布置の解釈学的研究と教育

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スタッフ

事業推進担当者

長尾伸一 教授

長尾伸一 教授Nagao Shin-ichi

(経済学史)
略歴 :
京都大学経済学部経済学科卒業(1982年 3月)、京都大学大学院経済学研究科博士課程 (理論経済学・経済史学専攻) 修了(1987年 4月)、滋賀大学経済学部助手(1987年10月)、滋賀大学経済学部講師(1988年11月)、滋賀大学経済学部助教授(1992年11月)、広島大学経済学部助教授(1995年10月)、名古屋大学経済学部助教授(1999年 4月)、名古屋大学大学院経済学研究科教授(2003年 8月)

研究テーマ

グローバルCOEプログラムでは主に18世紀ブリテンの社会、科学思想史を対象領域として、思想史に関わるテクストを言説としてとらえ、その形成と解釈の問題を研究している。テクスト生成については、テクスト生成における発話行為の性質と、生成の場のさまざまなコンテクスト、言説空間の構造と権力の関係を、啓蒙期の公的言説空間を実例として考察している。解釈の問題としては初期近代の言説空間におけるマニュスクリプト資料と刊本の機能を取り上げて、従来の思想史で行われてきた解釈のあり方を問い直している。またニュートン主義の伝播を通じて、異言語間のテクストのトランスミッションについても研究している。
18世紀のテクストを言説としてとらえることは,テクスト性とともにコンテクストも無視できないことを想起させる.そしてこの両者の結びつきの探求は,歴史学と思想史と批評理論の思いがけない出会いを準備する。政治言説史の方法に関するJ.G.A.ポーコックの表現(註i)をパラフレーズするとすれば,それが可能なことこそが,18世紀ブリテンに代表される初期近代の西欧社会の一つの特徴を指し示しているのである。

註i: Introduction, J.G.A. Pocock, Virtue, Commerce, and History: Essays on Political Thought and History, Chiefly in the Eighteenth Century, Cambridge University Press, Cambridge , 1985.

主な研究業績

著書
長尾伸一『ニュートン主義とスコットランド啓蒙―不完全な機械の喩』名古屋大学出版会、2001年、pp.408+49。
長尾伸一『トマス・リード 実在論・幾何学・ユートピア』名古屋大学出版会、2004年、pp.303+21。
Shinichi Nagao (edited and introduced), Politics and Society in Scottish Thought, Imprint Academic, London, 2007, pp.204.

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