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スタッフ
グローバルCOE研究員
金 銀珠 研究員Kim Eunju
【研究内容】
[日本語の連体修飾構造の歴史的変遷の解明および近代日本文法学説史の解明]
日本語テクストの分析に基づき、日本語の連体修飾構造における統語的性質の変遷を解明することが研究の目標である。具体的には、日本語の連体修飾構造における主語表示の助詞と連体形との統語関係に注目し、主語表示の助詞の選択に関わる統語的要因、述語連体形の統語的表れとの関連性を探り、最終的にはその歴史的変遷を解明しようとする。また、幕末から明治期における近代日本文法学説史におけるテクスト解釈の変遷の歴史の解明も併せて行っている。近代日本文法学は,江戸時代の蘭学をはじめとすると近世洋学および伝統的な国学,さらには,近代西洋文法学を資源にして成立しているが,本研究が対象とするものは,江戸後期の蘭学から明治以降,近代日本文法学が成立してくる過渡期の様相に関して歴史的資料を駆使して,その学説史の動態を再現しようとする。
研究業績
論文(2002)「「の」の論理について-連体(修飾節)と存在概念との関わりから-」『名古屋大学日本語学研究室 過去・現在・未来』(名古屋大学大学院文学研究科),pp.21-34
論文(2005)「連体詞の成立―形容詞,adjectiveとの交渉―」『国語国文学』96号(名古屋大学国語国文学会),pp.53-68
論文(2006)「近代文法学における「形容詞」「連体詞」概念の形成について―Adjectiveから形容詞・連体詞へ」『日本語の研究』2巻2号(日本語学会),pp.123-136



