スタッフ|名古屋大学グローバルCOEプログラム|テクスト布置の解釈学的研究と教育

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グローバルCOE研究員

深津周太 研究員

深津周太 研究員Fukatsu Shuta

 【研究内容】
本研究は、日本語史上における<呼びかけ感動詞システムの変遷>の動態的な把握を目的とする。特にその具体的な実践として、システム変遷を推進する主たる要因として想定される「語彙項目の感動詞化」を取り扱う。中世末期以降の日本語テクストには、名詞や動詞といった語彙項目に由来すると思われる形式が出現し始める(ex.申す>モウシ)。システムへの新たな形式の参入は、そのシステムを不可避的に変動させることとなるが、感動詞化はまさにその典型的な事例である。従来、感動詞化という現象の存在自体は指摘がなされてきたものの、その実態は未だ解明されていない。本研究では、それぞれのケースに対して、それがいかなる変化であったかを統語的側面・意味的側面から整理し直しながら、各変化の条件・要因を検証していく。

研究業績

論文
・ 深津周太(2009)「狂言テクストにおける感動詞「シシ申」の歴史的研究」、『HERSETEC:Journal of Hermeneutic Study and Education of Textual Configuration テクスト布置の解釈学的研究と教育』Vol.2 No.2、pp125-146
・ 深津周太(2009)「大蔵流虎明本における「申」系感動詞について」『名古屋言語研究』第3号、pp49-60
・ 深津周太(2009)「大蔵流虎明本における未詳の「ナ」に関する一考察―呼びかけ感動詞という解釈への異見として―」、『名古屋大学人文科学研究』第38号、pp33-46
・ 深津周太・・・「日本語指示詞の感動詞化―その異例としての「アレ」―」『日本語テクストの歴史的軌跡 解釈・再コンテクスト化・布置 グローバルCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第8回国際研究集会報告書』、pp11-18、2010年
・ 深津周太(2010)「室町期における副詞「チョット」の意味―抄物資料を中心に―」『名古屋言語研究』第4号、pp31-44
・ 深津周太(2010)「近世初期における指示詞「これ」の感動詞化」『日本語の研究』第6巻2号、pp1-14
・ 深津周太(2010)「中世末期のアラ系感動詞―各形式の成立と定着に関する試論―」『名古屋大学国語国文学』103号、pp142-128
口頭発表
・ 深津周太(2008)「近世期における指示詞「コレ」の感動詞化」、名古屋言語研究会・第59回定例会、名古屋大学
・ 深津周太(2008)「指示詞「コレ」の感動詞化―江戸中期における文法変化の過程として―」、日本語学会・2008年度秋季大会、岩手大学
・ 深津周太(2009)「感動詞「コレコレ」の成立」、科研費補助金によるワークショップ『モダリティーとポライトネスの語用論』、麗澤大学東京研究センター
・ 深津周太(2009)「日本語指示詞の感動詞化―その異例としての「アレ」―」、日本語テクストの歴史的軌跡 解釈・再コンテクスト化・布置(グローバルCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第8回国際研究集会)、カレル大学

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